大晦日のアムステルダムは魔法のような美しさに包まれます。運河沿いの木々はイルミネーションで彩られ、通りは伝統的なオリボーレン(オランダ風の小さなドーナツ)を楽しむ人々で賑わいます。朝から深夜まで花火が夜空を飾り、街中がパーティー会場となります。数多くのクラブイベントやストリートパーティーが各地で開催され、どこにいてもお祭り気分を味わえます。
プロのアドバイス:大晦日のアムステルダムでは、事前予約が必須です。ディナーやチケット制のイベントは早めに予約しましょう。また、中心部から離れた場所に高額な料金を支払うことにならないよう、宿泊先もかなり前から確保しておくことが重要です。これらを踏まえた上で、アムステルダムでの大晦日の過ごし方を網羅したガイドをご覧ください。
アムステルダムの大晦日:午前中のおすすめアクティビティ
「早起きは三文の徳」ということわざは、大晦日のアムステルダム観光にこそ当てはまります。施設が早めに閉まったり、休館したりする場合があるため、早めの行動を心がけましょう。この時期、クラシッククルーズで水上からアムステルダムを眺めるのは格別です。アンネ・フランクの家などの名所を通り過ぎながら、運河に映るイルミネーションを楽しめます。また、魅惑的な「アムステルダム・ライト・フェスティバル」の見どころを巡る専用のクルーズも運航されます。
アムステルダムには数多くの美術館があります。中でもアムステルダム国立美術館は外せません。フェルメールの『牛乳を注ぐ女』やレンブラントの『夜警』などの傑作を鑑賞できます。他にもユニークな場所が豊富です。アムステルダム・チューリップ・ミュージアムで国花について学んだり、パイプ愛好家のプライベートコレクションを覗いたりするのもおすすめです。猫好きなら「カッテンカビネット(KattenKabinet)」は必見。現代アートなら最先端のMoco美術館が最適です。
アムステルダムに少し長めに滞在しますか?Go Cityのアトラクションパスを検討して、人気のツアーやアトラクション、アクティビティをお得に楽しみましょう。
午後:アムステルダムの季節限定イベント
アムステルダムで大晦日を過ごすなら、欠かせないアクティビティが2つあります。まずは、素朴なオリボーレンです。この美味しいオランダのスナックは、直訳すると「油の玉」という意味で、決して健康食ではないことがわかります。砂糖をまぶしたこの揚げドーナツを売る屋台は、ほぼすべての広場、運河沿い、街角で見かけることができます。オランダ人に大人気の冬の定番スナックなので、時間が経つにつれて行列が長くなることを覚悟しておきましょう。また、大晦日の深夜0時にオリボーレンをたくさん食べるのが習慣です。今日の午後に食べるオリボーレンが最初の一つかもしれませんが、それが最後にならないことは間違いありません。この美味しい伝統は厄除けになると言われているので、2袋目を自分に許す理由もこれで決まりです!また、オリボーレンの果物入りの親戚、アッペルベイニェも、この時期のアムステルダムのいたる所で販売されています。
12月のアムステルダムは日が暮れるのが早く、毎年恒例の視覚の祭典「アムステルダム・ライト・フェスティバル」を楽しむには最高のタイミングです。12月から1月にかけての長いオランダの冬を彩るこのフェスティバルは、光のアート作品やインスタレーションが展示される屋外美術館のようです。アムステルダムの歴史地区を中心に開催され、国内外の現代デザイナー、アーティスト、建築家によるユニークな作品が並びます。ガイド付きウォーキングツアーに参加したり、自分のペースで展示品を眺めながら散策したりしましょう。日が沈み始めたら、光を追いかけてみてください。
夜:アムステルダムの大晦日
夕暮れ時になると、いたる所で爆竹やロケット花火、ローマロウソク(噴出花火の一種)が上がり始めることに気づくでしょう。アムステルダムの花火に関する法律は、世界の他の地域に比べて「緩やか」と言えるかもしれません。子供も大人も通りで花火を打ち上げているのを見ても驚かないでください。恐怖心はさておき、深夜0時に向かって時間が刻々と進むにつれ、それは素晴らしい光景となります。公式なカウントダウン花火(通常はKop van Javaで開催)に行かなくても、文字通りいたる所で花火を見ることができます。実際、アムステル川の岸辺では、地元の人々が思い思いに打ち上げる色鮮やかな花火の数々を楽しむことができるでしょう。
オランダ人は大晦日には精一杯おしゃれをするので、だぼだぼのパンツやセーターは禁物です!とっておきの服を着て、アムステルダムで最も華やかな場所で夜を楽しみましょう。まずは、豪華な「グランド・カフェ・クラスナポルスキー(Grand Café Krasnapolsky)」やミシュラン星付きの「ホワイト・ルーム(White Room)」などの贅沢なディナーパッケージから始めてはいかがでしょうか。これらのレストランをはじめとするアムステルダムの多くの店では、コース料理に深夜0時の新年を祝うスパークリングワインが付いたパッケージを提供しています。事前予約が必須であることをお忘れなく!
アムステルダムの大晦日には、文字通り何百ものクラブイベントやパーティーが開催されます。象徴的なA’DAMタワーの20階にあるマダム(Madam、アムステルダムで最も高い場所にあるナイトクラブです)で夢中で踊ったり、ガシュオルダー(Gashouder)で開催される恒例のAwakeningsで一晩中盛り上がったり、あるいは近くの広場に足を運んでみましょう。ライツェ広場、ニーウマルクト広場、ダム広場では、最高の非公式ニューイヤーパーティーが繰り広げられます。鐘が鳴り響く中、オリボーレンを頬張りながら、周りの人たちに「ヘリュック・ニウヤール(Gelukkig Nieuwjaar!)」と元気に新年の挨拶をするのを忘れずに。
そして最後に…
賑やかな夜が明けた翌朝、何千人もの勇敢なオランダ人たちと一緒に、ザントフォールト・アーン・ゼーの氷のように冷たい海に飛び込むという伝統行事に参加してみてはいかがでしょうか。このエネルギッシュな元旦のアクティビティには、誰でも参加できます。まずはオンラインで事前登録を済ませましょう。寒さに震えながら海から上がった参加者には、証明書と温かいエンドウ豆のスープが振る舞われます。ぜひお楽しみください!